解熱鎮痛成分 イブプロフェン

今回はイブプロフェンを取り上げてみます。
市販薬での代表的な薬といえば、言わずと知れた「イブ」ですね。ちなみに医療用はブルフェン。ネーミングセンスはやはり市販薬の方がいいようです。

効果についてはプロスタグランジンの生成を抑制することで発現します。ブルフェンの添付文書を参考にしてみると、抗炎症作用でアスピリンの約5〜10倍。鎮痛作用で約30倍。解熱作用で約20倍となっています。市販薬では一番効果の高い解熱鎮痛剤といえると思います。事実イブプロフェンについては他の解熱鎮痛剤と併用されることなく、単独で配合されています。

抗炎症作用がそこそこあるので炎症を伴う痛みには有効と考えられます。解熱効果も割合高いので、風邪でのどが痛くて熱もあるといったときに良さそうですね。痛みという点で考えても先程も書きましたが炎症を伴う痛み(ケガによる痛みや歯の痛みなど)やプロスタグランジンが関与している生理痛には効果が高いと考えられます。頭痛は無効の場合もあります(特に片頭痛には効果はありません)。腰痛に関しては何とも言えません。実際腰痛で薬を服用することがありますが、鎮痛効果が高いといわれるボルタレンが全然効かなかったと思ったら、バファリンがよく効いたり。原因によってやはり効果が変わってくるんでしょうね。まあ、腰痛に限って言えばおとなしくしてるのが一番みたいですが…。

副作用はプロスタグランジンの生成を抑えるということからやはりダントツで胃の障害が多いです。軽くて胸焼けや胃もたれなどの胃炎症状からひどい場合は胃潰瘍まで。普段こういった症状で薬を服用している人(ガスターやタケプロン、オメプラールといった胃酸を抑える薬を常用している人)は服用の前にかかりつけの医師に相談したほうがいいでしょう。あと多いのはプロスタグランジンの関連で見ていくと腎障害でしょうか。多くの場合はむくみが出るといったことぐらいで済むと思いますが、重症の場合は急性腎不全、ネフローゼにまで進行することがあります。やはり腎障害があり治療を受けている人は、この種の薬に限らず服用前に医師に相談してください。

自分はどんな薬をどの程度だったら飲めるのかということを知っておくことは非常に大切です。あとは肝機能障害や皮膚の障害もありますがこれらはこの薬に限った副作用ではないので、何か体調の変化があれば医療機関を受診するといったことでよいと思います。

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市販薬(OTC) | コメント(0) | トラックバック(0)2006/01/14(土)00:00

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